占えないこともある?

占いってなんでも占えると思っていませんか?実は占いには、占ってはいけないタブーとされている質問も存在します。占い師に共通する占いのタブーもあれば、その占い師が占わないと決めている個人のタブーもあります。共通して言えるのは、相談者に悪影響を与える可能性の高い質問は大体占ってもらえないということです。

 

試験などの合否について

「来週試験があるのですが、合格できますか?」これに「できないかもしれません」と答えられてしまったらどうでしょう?信じやすい人ならば自分はもう合格できないんだと思い込んで勉強を止めてしまうかもしれません。それでも勉強するぞと意気込んでも、頭の片隅ではこの試験に合格できないという意識があります。じゃあ合格なら問題ないんじゃ?と思われるかもしれませんが、必ず合格しますよと言われていると勘違いしてしまえば、慢心で失敗をする可能性もあります。

 

人の生死について

自分の寿命を聞こうとする人はいますが、ほとんどの占い師が答えないと言っていいでしょう。タブー中のタブーと言っても過言ではありません。占いの結果というのは変化するものです。絶対にこうなるという確証は、この世の全てにおいてありませんよね。試験の合否と同じようなもので、占いの結果に引っ張られてしまうという点もあります。たとえ見えていたとしても、教えてもらえることはまずありません。

 

病気の治療などについて

これは現実的な理由を言えば、病気はお医者さんが見るものであって占い師がどうこう言える範疇の問題ではないからです。「どこが悪いですか?」や「この病気は治りますか?」といった質問は、お医者さんに適切な治療をしてもらうための質問であり、占い師に相談しても解決しません。何となく体のどの部位が悪いかまではわかっても、それが何の病気なのか、その病気に効く薬はなんなのか……専門知識がない一般人にそこまでは分かりません。健康運などは占ってもらえるので、自身の健康について聞きたいならそういったことを聞くと良いと思います。

 

新しい命について

例えば親が「この子は将来どんな子になりますか?」と聞いても、占いの世界では7歳までの子供の未来は確定していないとされているので占うことができません。仮に7歳以上だったとしても、占い師の鑑定結果によって親の育児が左右されるようなことがあってはならないため、まずそれに答える占い師はいません。他人の人生を占わせるのもタブーに当たるので、それにも該当します。